経営者のためのビジネスセミナー「MARKファミリービジネス研究会」の第5回を、名古屋市中区のナディアパーク4Fのナゴヤイノベーターズガレージを会場に、10月1日に開催しました。

講師は株式会社マザーハウスの山崎大祐代表取締役副社長です。

山崎氏は2006年、代表の山口絵理子氏と共に「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とする株式会社マザーハウスを立ち上げ、2007年から取締役副社長として、本格的に経営に参画。バングラデシュでのジュートバッグの製造から始まったビジネスは現在、バッグのみならず、ストールやシャツ、ジュエリーなどアジア6カ国で生産するまでに成長しています。

講演では、そのユニークな起業のストーリーが語られました。苦難の道を経て気づき、生まれた信念の言葉はどれも重いと感じました。いくつかをあげてみます。

・Warm Heart + Cool Heart

・主観こそ最大の差別化要因である

・本気の思いに仲間が集まる

・現場とお客様の声にこそ、次なる行動のヒントがある

マザーハウスは事業の成り立ちや扱っている製品から社会的企業や社会のために貢献している会社と捉えられることが多いのですが、これには非常に違和感があるそうです。山崎氏によると「社会性とか社会のためと言われることで、アクション(行動)が肯定されてしまうのだが、ビジネスは結果がすべて。「社会」とか「ソーシャル・ビジネス」といった言葉は社内では言ってはいけないワード」だそうです。

講演の最後はUnder Corona, With Corona, After Corona にマザーハウスがどんな活動をし、どうあるべきについて語っていただきました。

コロナ禍でも業績を落とすことなく、Optimistic(楽観的)に向き合い続け、変化し続ける注目企業の今がわかる講演でした。