8月例会を開催しました。

8月の講師は㈱ブルーベリーファームおかざきの畔柳社長です。

『営業日60日で年収2000万円 脱サラから最強の農企業!』と題しての講演でした。

45歳の時にそれまで勤めていたデンソーを辞めて、農業の道へ。脱サラ時に具体的な事業プランが決まっていたわけではなく、「自然と向き合えるもの」「お客様と交流できるもの」を求め、いろいろと試行錯誤した結果、現在の「ブルーベリーの観光農園」事業に至ったとのことです。

興味深いのは、今のビジネスモデルに行き着くまでの戦略の考え方です。非常に論理的で、さすがデンソー出身の社長だと感じました。

講演のなかでは、他社との競争を避けるポジショニング理論や相手の弱点に自社の最大の強みをぶつけるSWOT分析など経営学の教科書に出てくるような考え方を、実例として分かり易く紹介していただきました。

また、収穫にとても手間と時間がかかるというブルーベリー栽培の課題を、お客様がみずから収穫するという体験を売ることで解決し、併せてお客さまの満足に変えるという発想により、労働時間を減らしながら、事業の付加価値を上げるという一見あい反する課題を克服し、労働生産性のアップを実現しています。

こうした事例を通して、農業だけでなく、一般企業においても工夫することで新しい価値を創造できるのではないかと考えさせられる講演でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いての「ビジネスよもやま話」は、最近耳にすることの多い「MaaS」

(Mobility as a Service)について十六銀行愛知営業本部MaaS戦略チームの小澤誠也調査役に解説をしていただきました。

MaaSによってもたらされる未来の姿としてよく自動運転や空飛ぶ車などが取り上げられていますが、これは夢物語の世界の話ではなく、既にさまざまな実証実験が行われるなどして、実用化の一歩手前であることを知りました。今やMaaSの進展により自動車関連に限らず、全ての産業に関わる変化が起きようとしていることを、特に経営者は意識すべきであると、感じさせられる講演でした。